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[ talk+live / Japan ] "after no room"

05.02.2020 "after no room" https://after-noroom.peatix.com

photo by Kazuhei Kimura 2/5(水)"after no room" 昨年の公演"no room"のアフターイベントを同会場の旧ノグチ・ルームにて開催します。要予約・50名限定。

◆トーク ハラサオリ×本間友 ◆ライブ 角銅真実(サポート:巌裕美子)


公演は逃してしまったという方も是非。 会場は文化財として保存されており、普段は自由に入ることのできない特別な建築空間です。 この日は13-17時の間、無料で一般公開されます。


2019年11月、旧ノグチ・ルームにて上演されたDance New Air主催のサイトスペシフィックパフォーマンス公演『no room』のアフターイベントです。 第一部ではno roomの演出家・ハラサオリと慶応アートセンター 本間友によるトークを、第二部では同作品の音楽監修・角銅真実によるミニライブを開催します。

会場となる旧ノグチ・ルームは、1951年に建築家の谷口吉郎と彫刻家のノグチ・イサムの共作として建設されました。作家自身が建築と彫刻による「造形交響曲」と形容したこの空間ですが、完成後は彼らの意図しない移設や改修などの管理問題に翻弄されることとなり、建造物でありながら浮遊するように歴史を紡ぎながら現在の姿に至っています。 先日のパフォーマンス公演『no room』では、そんな旧ノグチ・ルームの歴史と特別な建築条件に沿ったサイトスペシフィックな作品が展開されました。写真家の木村和平による記録写真はオンラインポートフォリオとフォトブックにより近日公開予定です。


『after no room』開催中もアーカイブのスクリーニングが行われます。 写真:木村和平 映像:河合宏樹チーム


今回のアフターイベントでは、開場から開演までの時間は空間を自由にご覧頂けます。また、13:00-17:00は一般開放として、イベントにご参加されない方も無料でご見学頂けます。普段は文化財として一般に公開されていない空間ですので、この機会にぜひ足をお運びください。なお開演後は混雑が予想されますので、会場内でのご移動をご遠慮いただく場合があります。



出演者: ○ハラ サオリ ダンサー/美術家。2012年よりベルリンを拠点として作家活動を開始。自身の身体を用いたパフォーマンス作品を軸として、サイトスペシフィックな空間/時○間における即物的身体の在り方を探求している。それに伴いテキストやドローイングなども制作する。近年ではダンサーであった実父との生別/死別を扱ったセルフドキュメンタリー作品「Da Dad Dada(ダダッドダダ)」を日本とドイツの二カ国で発表。東京芸術大学デザイン科修士、ベルリン芸術大学舞踊科ソロパフォーマンス専攻修了。2015年度吉野石膏美術振興財団在外研修員、2017年度ポーラ美術振興財団派遣海外研修員。 halasaori.com


○角銅 真実 長崎県生、音楽家・打楽器奏者。自身の声、マリンバをはじめとする色々な打楽器、言葉、身の回りの気になるあらゆるものを用いて音楽といたずらを紡いでいる。ソロ活動の他、バンドceroを始め、様々なアーティストのライブや作品に演奏で参加する他、ダンスや映像・各種CMへの楽曲提供・音楽制作など、作家としての自由な表現活動を国内外で展開している。2020年1月にサードソロアルバム”oar”を発表予定。


○本間 友 慶應義塾大学ミュージアム・コモンズ専任講師、アート・センター所員。慶應義塾大学大学院(美学美術史学)修了後、同大学アート・センターにて展覧会の企画、アーカイヴの運営、地域連携プロジェクトの立案を行う。2018年よりミュージアム・コモンズの立ち上げに関わる。目下、造形美術における「境界」表現について、また学術情報の文化イベントを通じたディストリビューションに焦点を当てた研究を行っている。

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